大人のリノベーション

大人のリノベーション

築39年のマンションをフルリノベーション。生活導線をデザインした上質空間。

毎日が予約席。

プライベートなひとときをゆっくり堪能できる、
癒やしのリビング空間。

見て、触れて、肌で感じる心地よさ
美しく、やさしい空間ができました。

リノベーション前は、DK、居間、和室という細かな部屋で間仕切られていました。これらの間仕切りを取っ払い、最大26帖のLDK空間を創りました。また間仕切り開閉戸を設けたことでクローゼット付きの4.6帖の個室を創ることもできます。


フェイクじゃない

木目調、石目調の建築素材や家具、また○○風といった食べ物に至るまで、生活する周りにはたくさんのフェイクに囲まれていることにお気付きでしょうか。「フェイク=悪」ということではありません。例えば合板で造られたフローリングと、今回私たちが採用した無垢材のフローリング。見た目の違いはほとんど分かりません。では何が違うのでしょうか?合成されたフローリングに片足を置き、もう片方の足を無垢材の上へ置く。しばらくすると足の裏に感じる違いに気が付きます。無垢材の方は最初は冷たいですがしばらくすると自分の体温を感じるようになり、ほんのり温もりを感じますが合成されたフローリングはどれだけ足を置いていても足裏に温もりを感じることはできません。しかし本物の木ですから傷も付きやすく、経年変化も合成されたフローリングには勝てません。大切なことは何に重きを置くかです。自分たちが楽しみたい、本物に触れる。本物だからこそ経年変化し、本物だから腐る。少しでもそんな本物に触れる、感じる空間を創ることで日本人の繊細な感性への肥やしとなればと考えています。


ガラス素材に囲まれて

この空間では様々なガラス素材を使っています。特徴的なのがクールでノスタルジックな雰囲気を醸しだしているキッチンカウンターのガラスタイル。少し懐かしさを感じさせてくれるようなキッチンです。そんなキッチンの上部にはジュエリーのようなガラス照明。またダイニングからキッチンに貫く間接照明付きのニッチには乳白色のガラス板を敷き、明かりをやわらかく演出してくれています。

キッチン背面はセミオープンタイプのパントリー兼家電収納を。家電の使い勝手と見た目を考慮し、あえてセミオープンとしました。キッチンにおける作業動線はとても快適です。


吸放湿量は珪藻土の6倍

ダイニングからキッチンにかけて壁面には間接照明付きのニッチがあります。そこには機能的タイル「エコカラット」をセレクト。結露や過乾燥の抑制、湿度変化を安定させてくれます。その吸放湿量は珪藻土の6倍。さらに食卓のニオイもクリーニングしてくれる機能的な壁です。

エコカラットをもっと詳しく▶ECOCARAT

煌めく明かり

照明器具には“魅せる”という役割もあります。ジュエリーのような美しさに心も癒やされます。

くつろぎの明かり

日中は自然光とくつろぎの明かり。爽快な空間でオフの日はリラックス。

愉しむ明かり

機能的タイルのやわらかな明かりと美しい陰影を目で愉しむ。ちょっと夜更かしが増えそう。


ShoesBoxの扉の中には

玄関はついつい生活感が出てしまう場所。この玄関はShoesCloak+ShoesBoxを備えています。さらにShoesBoxの中に既存のポスト(宅配BOX)をビルトインすることで、見た目をスッキリさせました。(上写真は解体直後)

客人と“あるじ”をもてなす

既存の玄関&ホールは暗く、閉塞感のある空間でした。物理的に窓を増やすことができないマンション・・・少しでも明るく開放感のある玄関を目指しました。南に面するLDKから目一杯の光と明かりを取り込めるようホール境にはガラスドアを採用。

ShoesBoxには足元を照らす間接照明で客人と主人をもてなしてくれます。またShoesBox手前には大理石と同じ大きさのミラーを大理石のラインと通して貼り合わせた「姿見」に。また、少しでも空間を広くみせる“マジック”ミラーとしても役立ってくれています。


爽やかを追求した
収納美

不快になりやすい水廻り。いつも清潔感があり爽快であること。ここにも機能的な裏付けが必要でした。床には大判の鏡面タイルを施しました。掃除後のツヤツヤ感がいつまでも保てます。また、洗面通路両脇には収納スペースを設け、生活感のある洗濯機は扉の中に入れちゃいました。収納扉は取手と扉枠を無くすことで床から天井までの美しい縦ラインだけ。収納扉にも美しさを。

お手入れ機能と美しさ

トイレも同じように床には鏡面タイルを施しました、汚れが付いても鏡面なのでお手入れ楽ちん。真っ白な空間には緑が映える生花で楽しんでください。


呼吸できるベッドルーム

以前はクローゼット付の寝室でした。窓はありますが、風の抜けるところが少ないせいか壁にカビが見られました。マンションの限られた窓を有効に使うよう、ベッドルームに隣接したWIC(ウォークインクローゼット)には通風口を設けました。通風口の向こうにはリビング側の収納があり、リビングの窓を開けると風が抜けます。自然の力(風)を利用することも私たちの設計ポリシーのひとつです。


大人のリノベーション空間、いかがでしたでしょうか。

もっと詳しい部屋別Before写真や工事中の写真も掲載した資料をご準備しております。どのように変化したのか知りたい、という方には資料をお送りいたします。お問合せフォームより「大人のリノベーション資料希望」とお申込みください。

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