素材の選び方と使い方
突然ですが写真のA〜Dにひとつだけ本物のフローリングがあります。みなさんはわかりますか?
正解は・・・後ほど。
どれもパッと見ると本物に見えるのがとてもすごいことだと思いませんか。印刷技術なのかわかりませんが、表面のエンボス感など、かなりリアル。昔の塩ビ系床材(クッションフロアなど)は本物にはほど遠いものでした。※エンボスとは・・・こちら
本物もフェイクも「その人の価値」「素材の特徴・役割」を考えて使い分ける。本物だからできること。逆にフェイクだからできること。大切なことは「商品そのもの、素材を知る」ということ。
最近、プランニング検討中にコスパ重視だから「塩ビフロアタイルでもいい。」という要望に「まった!」。グループ会社の現場監督が以前この手の商品をメーカー施工でやったにもかかわらず、太陽の熱で塩ビタイルが伸び、隆起したというクレームの話。
カタログには南向きの部屋、または太陽熱が当たる部屋には不向きです、施工しないでください。といった注意書きはない。
見た目はどんどんリアルになり、本物と見分けがつかないくらいになる。お客様は見た目で判断されるケースが多いため、素材のチョイスが妥当かどうかというジャッジを誤るとクレームに。今回は、なるべく陽の当たらない部屋に塩ビタイルを使ってみようと検討中・・・。またAfterはこちらでご報告します。
さて、正解は「B」でした!
上記写真もリアルな木目調で雰囲気を出すには十分のポテンシャルを持っています。そんな素材の「選び方と使い方」にもファイブセンスはこだわりを持っています。